2007/12/5 感想を書きました。
書名は「40歳で……」、私は 50歳間近になって、この先どうする、どうしておくべきか、そういうことを考えて、それでこの本を手に取った。法的なことを中心に書かれているのかと思ったら、そうではなく、遺言状を書くことで、今までの人生を振り返り、この後の人生を有意義に生きようという主張の本だった。それでも、法的な遺言状について、知っておきたいことの説明はある。著者は元新聞記者のフリージャーナリストで大学の先生、オレンジページという出版社でも予想がつくかも知れないが、いかにも女性誌的な雰囲気、女性向けという感じだ。半分ひきこもり、半分フリーター状態中年男性の私には、それが、ちょっととっつきにくいが、基本的なアイディアには賛同する。最後の方には遺言状作りのために、いろいろなことをまとめる覚え書き「ワークシート」の、雛型がある。無理にこの雛型を使わなくても、この本を参考に自分なりにまとめて行くといいのではと思う。